最後の橋(1954)
DIE LETZTE BRUCKE
POSLEDNJI MOST
製作 : 1954年
監督 : ヘルムート・コイトナー
脚本 : ヘルムート・コイトナー、ノルベール・クンツェ
出演 : マリア・シェル、ベルンハルト・ヴィッキ、バーバラ・リュティンク
1943年、ユーゴのドイツ軍野戦病院の医者ヘルガは、救急車ごとパルチザンに拉致されてしまい、パルチザン傷病兵の治療を強制される。当初は困惑していた彼女であったが、やがて医者としての義務感から治療を始める。しかし、薬が足りなくなったので、薬を受け取りに町へ下り、受け取って帰る途中の橋の上で、ドイツ軍とパルチザン部隊の戦闘に巻き込まれる。
ドイツ人としての義務と医者としての義務の板挟みになりながらも、人道的見地からパルチザンの傷病兵を治療したドイツ女医の物語です。主演はマクシミリアン・シェルの姉のマリア・シェル。名作だと思うのですが、国内ではビデオ時代を含めて未ソフト化です。自分が把握している限りでは、近年のBSやCSでの放送もありません。10年以上前に、アテネ・フランセ文化センターで上映されたのが最後ではないかと思われます。
ただ海外から取り寄せた、正規品かどうか疑問符がつくDVDに何故か日本語字幕が入っていたのは嬉しい誤算です。ただパルチザン側のセルビア語?の場面は字幕が無く、そこは対訳シナリオ見て補完しながらの鑑賞となりました。
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