荒鷲の砦(1979)

PARTIZANSKA ESKADRILA

PARTISAN SQUADRON

製作 : 1979年

監督 : ハイルディン・クルババック

出演 : ベキム・フェーミュ、バタ・ジボイノビッチ、ラドシュ・バイチ

 第二次世界大戦中のユーゴ。ドイツ軍との戦いを繰り広げるパルチザンであったが、制空権がないため常に苦戦を強いられてきた。そこで、旧式の複葉戦闘機2機、乗員4名からなるパルチザン初の空軍が発足し、ドイツ軍に対して大活躍を繰り広げる。一方、ドイツ軍もパルチザンの空軍基地を壊滅するべく、やり手のクラウベルグ大佐を送り込む

 実際にパルチザンに存在したという空軍の物語。ラスト、パルチザンの飛行場に戦闘機がズラッと並んでいるシーンで終わるんですが、オイッ本当にこれだけの規模の空軍があったんかい?と突っ込みたくなりますが、現在私が最も好きなユーゴ映画です。終盤の鉄橋への攻撃シーンも、中々の迫力で、ユーゴの戦争映画の中で最も娯楽性に富んだ作品だと思います。現在のところ、ソフト化はされていませんが、ブロードバンド放送でみることが出来ます。

戦争映画補完計画

私の好きなWWⅡドイツ軍関係の戦争映画、特にマカロニコンバットやユーゴ製の戦争映画を中心に紹介するページです。あとテレビ洋画劇場世代なので、吹替版の映画も大好きです。