愛する者の名において partⅡ(1982)AU NOM DE TOUS LE MIENS
〈ビデオ解説より〉
〈キャスト〉
マイケル・ヨーク、ジャック・ブノー、
ブリジット・フォッセー、マーシャ・メリル、
エレン・ユーグ、ジャン・ブイーズ
<スタッフ>
原作:マルタン・グレイ/マックス・ガロ
脚本:ロベール・アンリコ、トニー・シアー
監督ロベール・アンリコ/撮影:フランソワ・キャトン
音楽:モーリス・ジャール
製作総指揮:アンドレ・ジャウイ、ピエール・ダービッド
製作:ジャック・エリック・ストラウス/クロード・オル
ナチス・ドイツによるユダヤ人迫害という苛酷な歴史を生き抜いた一人のユダヤ人、マルタン・グレイ。14歳でナチスの蛮行にさらされ、ゲットーや強制収容所という文字どおの地獄を生き抜き、ゲットー蜂起やバルチザンに参加した男。冒険者たち」等で世界的に知られた、ロベール・アンリコ監督この作品は、愛する者の名において自分の半生を語り継がなければならず、死んでいった者”のために生きなければならなかった一人のユダヤ人の物語である。
─────────とうとう始まった”東方移住。その危機を何度か逃がれたマルタンだったが、ある日強制移住者の列に、母と弟を見つけ行動をともにする。母も弟たちもガス室送りになったトレブリンカの収容所か何とか脱出したマルタンは、ゲットーに戻り父と再会。ワルシャワ蜂起に参加、しかしその戦いで父は銃弾に倒れる。悲痛な最期を遂げた父の姿を胸に、マルタンはワルシャワを後にした。
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