平和に生きる(1947)VIVERE IN PACE

〈ビデオ解説より〉


平和の意味を衝撃的に描き出した、ルイジ・ザンパの代表作


 舞台は第二次世界大戦下のイタリアの小さな山村。その村はナチスの占領下であった。そこにアメリカ軍の脱走した黒人兵と記者の二人紛れ込んできた。村人は二人をナチスからかくまうのだが、ある晩、偵察兵が酒に酔ったとき、黒人兵もまた酔っ払って隠れ場所から出てきてしまう。酔っぱらい同士、二人は意気投合して仲良く踊りはじめるのだった。人情味溢れる展開や喜劇的シーンを織り込みながらも、衝撃的な結末をむかえる、反戦ドラマ。


製作:カルロ・ポンティ

監督・脚本:ルイジ・ザンパ

脚本:スーゾチェッキ・ダミーコ

   アルド・ファブリーツィ

   ピエロ・テリーニー

音楽:ニーノ・ロータ

出演:アルド・ファブリーツィ

   ガイ・ムーア

   ジョン・キッツミラー


1946年ニューヨーク映画批評家協会最優秀外国賞受賞作品

戦争映画補完計画

私の好きなWWⅡドイツ軍関係の戦争映画、特にマカロニコンバットやユーゴ製の戦争映画を中心に紹介するページです。あとテレビ洋画劇場世代なので、吹替版の映画も大好きです。