新バルカン超特急/暗号を歌う女(1979)LADY VANISHES
〈ビデオ解説より〉
夜会服の美女が謎を追う、エレガント・ミステリー
アルフレッド・ヒッチコック監督の「バルカン超特「急」から41年、再びホワイトの原作に新鋭アンソニー・ペイジが挑み、“あの「バルカン超特急」に勝るとも劣らない”と絶賛されたのがこの作品だ。
ヒッチコック作品との最大の違いは主人公で、この作品では夜会服のエレガントな美女が活躍する。その主人公には、「ラストショー」「タクシードライバー」の清楚な美女、シビル・シェパード。相手役には、「ロンググッドバイ」の二枚目半男優、エリオット・グールド。二人の名コンビが、《エレガントミステリー》のいいムードを盛り上げている。
物語の舞台は、第二次大戦勃発二日前のヨーロッパ横断SL特急。金持ちのブロンド美人アマンダが、コンパートメントが同室の上品なイギリス婦人ミス・フロイと仲良くなる。しかし、彼女は忽然と爆走する列車から姿を消してしまう。他の乗客達は彼女の存在すら否定する。いったい彼女はどこにいるの!?アマンダはライフ誌の記者ロパートと共に、必死に謎を解いてゆくのだが──。
1979年度作品イギリス映画
●STAFF
監督/アンソニー・ペイジ
撮影/ダグラス・スラーコム
音楽/リチャード・ハートレイ
原作/エセル・リナホワイト
●CAST
シビル・シェパード/エリオット・グールド
アンジェラ・ランズベリー/ハーバード・ロム
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