敵中降下作戦(1968)
ROSE ROSSE PER IL FUEHRER
CODE NAME, RED ROSES
製作:1968年
監督:フェルナンド・ディ・レオ
出演:ジェームズ・デイリー、アンナ・マリア・ピアアンジェリ、ペーター・ヴァン・アイク、ニーノ・カステルヌオーヴォ、ジャンニ・ガルコ
リストン少佐以下の特殊部隊は、ドイツ軍の手に落ちた第二戦線に関する機密文書を奪取するべく、ベルギーに降下する。そして、現地のレジスタンスの陽動作戦によってドイツ軍司令部が手薄になった隙をついて、ドイツ軍内部の内通者であるロストフ中尉の手を借りて機密文書を奪うことに成功する。しかし、レジスタンス内部にも裏切り者がいて、脱出のために海岸に向かったリストン少佐やレジスタンス達はドイツ軍の待ち伏せ攻撃を受け、リストン少佐以外は全滅してしまうのであった。
小粒なマカロニ・コンバット作品で、例によって銃撃戦はバリバリとやってくれますが、レジスタンスは全滅しますし、子供も射殺されますし、陽気な感じは微塵もありません。ストーリーも、リストン少佐が奪取した機密文書というのは実は偽情報が記されており、この奪取作戦自体、偽情報をドイツ軍に信じ込ませるためのものだった…というものらしいです(あくまで推測ですが)。
ビデオ・パッケージに描かれているような女同士の絡みなどあるはずもなく、ちょっと珍しいシリアス系のマカロニ・コンバットといった趣の作品です。
ジャ・ジャ・ジャ・ジャ~ン 冒頭、少し「史上最大の作戦」が入っています(笑)。
予告編にも使われていた特殊部隊による橋の爆破シーン。数少ない見せ場?です(笑)
地雷原に降下した特殊部隊。レジスタンスのリサーチが不足していたようです。
リストン少佐を演じるジェームズ・デイリー。正直、馴染みがないです。
司令官役のペーター・ヴァン・アイクは、「レマゲン鉄橋」、「史上最大の作戦」でも御馴染みですね。
戦場の」ガンマン」でも御馴染みジャンニ・ガルコ。今回は内通者のロストフ中尉役です。
ちょっとプーチンが入っているような親衛隊少佐
レジスタンスといえば女性がつきものですね。ジェームズ・デイリーともイイ仲になりますが最後は死にます
手榴弾一つで建物が吹き飛びます。何とか見せ場を盛り上げようとする心意気は買いたいです。
マカロニ・コンバット(Macaroni Combat)
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