栄光の戦場(1969)IL DITO NELLA PIAGA
IL DITO NELLA PIAGA
SALT IN THE WOUND
製作 : 1969年
監督 : トニーノ・リッチ
脚本 : トニーノ・リッチ
出演 : ジョージ・ヒルトン、クラウス・キンスキー、レイ・サンダース、ベッツィ・ベル、ロベルト・パガノ
第二次大戦下のイタリア。着任したシェパード中尉の最初の任務は、囚人兵を銃殺することであった。しかし、銃殺を執行する直前、ドイツ軍の攻撃を受け、銃殺隊一行は散り散りになってしまう。その後、シェパード中尉は囚人兵二人と行動を共にし、サン・ミケーレ村に到着するが、そこはドイツ軍の総攻撃の目標となっていた。
公開時のコピーは、「嵐の進撃! 炎の激斗!ドイツ戦車隊の猛攻に散ったアメリカ進攻部隊の栄光の記録!」らしいですが、それはハッキリいって嘘です。
クラウス・キンスキーも出ておりますが、アメリカ兵役で全然似合っていません。最後は、惚れた女が目の前で撃たれると、トンプソンをブッ放しながら、ドイツ軍戦車に特攻します。まるで東映ヤクザ映画のノリです(笑)。
でも、トラウマを抱えた黒人兵が現地の子供との交流で心を開き、最後はその子供を救うために命を落とすという…非常にべたな展開ながらも、一応人間ドラマ的なものも描いており、最初は単なる駄作かと思ったのですが、ちょっと評価を上げました(笑)。
昭和48年6月21日
東京12チャンネル「木曜洋画劇場」
野沢那智、青野武、小林清志、鈴木弘子、永吉健太郎
この映画、クラウス・キンスキーとジョージ・ヒルトンの存在が大きいです。クレジットも2倍です。
何かの銃に鉄板を貼り付けたみたいですね。
クラウス・キンスキー怖いですねえ。ナチス親衛隊の軍服だったらもっと怖いでしょうねえ。
イタリア映画に良く出てくる謎の豆戦車?です。
ちゃんとした戦車も登場します。M47がドイツ軍戦車役として登場です。森の中を木をなぎ倒しながら進む様は「バルジ大作戦」を彷彿とさせます(嘘です)。
[放送履歴]
昭和48年6月21日
東京12チャンネル・木曜洋画劇場
野沢那智、青野武、小林清、鈴木弘子、永吉健太郎
マカロニ・コンバット(Macaroni Combat)
0コメント