ノルマンディ決死隊(1970)

CONSIGNA : MATAR AL COMANDANTE EN JEFE

WHEN HEROES DIE

Entführt Rommel

製作 : 1970年

監督 : J・L・メリノ

脚本 : J・L・メリノ

出演 : エンリケ・アヴィラ、チャーリー・ブラボ、ラファエル・コレス、レモ・デ・アンジェリス、クレイグ・ヒル

 1944年、フランス。連合軍はロンメル元帥を誘拐するために特攻隊を送り込むが、親衛隊に捕らえられてしまう。そこでヒムラー長官は、捕らえた捕虜を利用する驚くべき計画を実行する。それは、捕らえた米兵のそっくりさんを用意し、彼らにロンメル元帥の替え玉を誘拐させるものであった。その最終的な目的は、連合軍総司令官のアイゼンハワー将軍を暗殺することにあった。

 一口にマカロニ・コンバットといっても様々な作品がありますが、数あるマカロニ・コンバットの中でも屈指の問題作?がこれです。冒頭、素っ裸の男が超音波の拷問に苦しんでいる場面、それをバックにタイトルインするというセンスのかけらもないオープニングで始まる本作の監督・脚本は「激突!!タイガー重戦車・最後の砲火」、「第三帝国の陰謀を砕け!・ヘルコマンドー7」、といった駄作を撮り続けてきたJ・L・メリノ。もうここまで来れば、よくぞこんな馬鹿馬鹿しい作品を作ったものだと感心してしまいます。

ところが下記のようにロケ地紹介のサイトもあるなど、ひょっとしたらカルト的な人気が一部にあるのかもしれません。

[放送履歴]

昭和49年11月5日

東京12チャンネル・火曜名画劇場
中田浩ニ、平井道子、家弓家正、飯塚昭三、嶋俊介、小谷野美智子

マカロニ・コンバット(Macaroni Combat)

戦争映画補完計画

私の好きなWWⅡドイツ軍関係の戦争映画、特にマカロニコンバットやユーゴ製の戦争映画を中心に紹介するページです。あとテレビ洋画劇場世代なので、吹替版の映画も大好きです。