最後の戦塵/地獄の遊撃戦(1970)
EL ULTIMO DIA DE LA GUERRA
THE LAST DAY OF WAR
製作 : 1970年
監督 : ファン・アントニオ・バルデム
脚本 : ホセ・ルイス・ナバロ
出演 : ジョージ・マハリス、マリア・ペルシー、ジェームズ・フィルブルック、ジェラルド・ハーター、カルロ・ヒンターマン
1945年5月6日、第二次大戦終結間近のオーストリア。米軍のチップス軍曹とその小隊は、ドイツの科学者トゥルップ博士を確保せんとしていた。一方、ドイツ親衛隊のスコッチ少佐も、博士を殺害するという最後の任務を果たすべく執念の追跡を行っていた。スコッチ少佐は地元の事情に詳しいミューラー中尉をガイドに、インスブルック山中の教会に博士を追い詰める。単身、教会に乗り込むスコッチ少佐であったが、そこには近くの強制収容所に収容されていた囚人が避難しており、逆に彼らに襲われてしまう。チップス軍曹が教会に着いた時には、スコッチ少佐は絶命していた。
敗戦が決定的であるにも関わらず、なおも任務を遂行しようとする親衛隊と米軍の攻防戦を描いた佳作です。科学者を巡るという点では、「掠奪戦線」に近いものがあります。全般的にあまりマカロニっぽい雰囲気が感じられず…つまり作品の出来が結構いいということですが(笑)…この映画をマカロニに分類してよいものか結構迷いました。
マカロニ・コンバット(Macaroni Combat)
0コメント