RANGERS ATTACCO ORA X(1970)
THE RANGERS
製作 : 1970年
監督 : ロベルト・ビアンキ・モンテーロ
脚本 : マリオ・グエッラ
出演 : ロバート・デイル・カミングス、カルロ・ヒンターマン、フランコ・レッセル
第二次大戦下、フランクフルト近郊にあるドイツ軍の捕虜収容所では、連合軍捕虜による集団脱走の計画が練られていた。しかし、新たに捕虜となって収容所に連れてこられた、ヒギンソン少佐の命令により事態は一変する。実はヒギンソン少佐は、収容所近郊にある原子爆弾の研究所を破壊する密命をおびており、それを捕虜収容所の兵士達と実行するために故意に捕まったのであった。彼は収容所を抜け出し、捕虜仲間を率いて研究所の破壊に向かう。
根本的に研究所を破壊するのに、何故わざわざ収容所の捕虜を使うのかが判りません。研究所は森の中に隠されているとのことで空からの攻撃は早々に却下。それなら特殊部隊を直接送り込めば良さそうなものですが、研究所の建設に近くの捕虜収容所の兵士が強制労働に駆り出されたので研究所の詳しい位置を知っているであろうこと、そして収容所には歴戦の兵士達が収容されているから、との理由で特殊部隊ではなく収容所の捕虜に研究所爆破の白羽の矢が立ちます(笑)。
監督のロベルト・ビアンキ・モンテーロは『ドイツ戦車軍団撃滅作戦』という佳作も撮っておりますが、本作は出てくる車両もキューベル・ワーゲン程度のチープな作品です。ちなみにオープニングの音楽は、「地獄の英雄」と同じです。こちらの作品の方が先に作られているようですので、まんま「地獄の英雄」にパクられたんですね。
マカロニ・コンバット(Macaroni Combat)
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