ドルバー大攻略戦(1963)

製作 : 1963年

監督 : ファディル・ハジック

脚本 : ファディル・ハジック、ボラ・コシック

出演 : リュビシャ・サマルディッチ、パブレ・ビシッチ、マクス・フェールジャン、マリア・ロック

 1944年、ユーゴではチトーの率いるパルチザン活動が盛んになっていた。そこでヒトラーはチトーを暗殺するために、空陸両面からの掃討作戦を命じた。レンドリック将軍率いる地上部隊の攻撃と空挺部隊の降下により、ドルバーの谷は修羅場と化したが、ドイツ軍はチトーを見つけることが出来ずにいた。やがてパルチザンが劣勢を盛り返し、連合軍がフランスに上陸するに及んで、ドイツ軍のドルバー攻撃は失敗に終った。

 チトー暗殺を目的とした、ドイツ軍の「騎士の跳躍」作戦を描いた映画。本件については、「続・ヨーロッパの解放」でも少し触れられています。それにしても、本作を見るまでSSに空挺部隊があるなんて知りませんでした。

 国内ではビデオ時代を含めて未ソフト化ながら、2001年にフィルム上映会が敢行されました。

戦争映画補完計画

私の好きなWWⅡドイツ軍関係の戦争映画、特にマカロニコンバットやユーゴ製の戦争映画を中心に紹介するページです。あとテレビ洋画劇場世代なので、吹替版の映画も大好きです。