最後の鉄橋(1969)

MOST

製作 : 1969年

監督 : ハイルディン・クルババック

脚本 : プレドラグ・ゴルボビッチ

出演 : バタ・ジボイノビッチ、スロボダン・ペロヴィッチ、ボリス・ドボルニク

 1944年のユーゴスラビア。パルチザンはドイツ軍の退路を断つために、ユーゴ山中に横たわる鉄橋の爆破を企んでいた。そこで、少人数からなる特攻隊が結成され送り込まれる。鉄橋に辿り着いた彼らは、守備隊長を拘束し、偽の点呼命令を出させた隙に爆薬を仕掛けにかかったが、やがて異変に気がついたドイツ軍との間に壮絶な戦いが展開される。

 戦略的に重要な橋をめぐって展開される、パルチザンの特攻隊とドイツ軍の攻防戦。ラストの攻防戦、そして橋の爆破は本当に迫力があります。残念ながら日本ではソフト化されていませんが、ウンベルト・レンツィ監督の「ブリッジ・トゥ・ヘル」でラストがまんま使い回されているので、その一端を垣間見ることが出来ます。

戦争映画補完計画

私の好きなWWⅡドイツ軍関係の戦争映画、特にマカロニコンバットやユーゴ製の戦争映画を中心に紹介するページです。あとテレビ洋画劇場世代なので、吹替版の映画も大好きです。