愛と追憶の廃盤VHSビデオ
その昔、バブル全盛期においては雨後の筍のごとく、毎月毎月、様々なメーカからVHSビデオが発売されておりました。とにかく何でもいいから映画を買い付けて発売しろ!とでも会社の上層部から言われていたのか、中には考えられないようなZ級作品までソフト化されていた当時が何とも懐かしくもあります。
今にして思えば、ビデオレンタル全盛期の少し前の時期が一番良かったのかもしれません。やがて大手のチェーン店が出来てからというもの、客を奪い合うためにレンタル料金の値下げ戦争が勃発し、そのために大手メーカの人気作が大量に置かれる反面、ちょっとマイナーな作品を取り扱う店はどんどん少なくなっていきました。
そして当時学生時代だった私は、「ビデオでーた」などの雑誌で発売される作品をチェックし、マイナーな作品を求めて、原付スクーターに乗って市内およびその近郊にて掃討作戦を実施するという日々をおくっておりました。そんな中でもなかなか巡り合うことが叶わなかったVHSビデオについて少し語ります。
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